2012年8月17日金曜日

能代宇宙イベント報告

こんにちは、UNISON代表の滝澤です。

少し遅くなってしましましたが、8月17日〜19日に開催された能代宇宙イ
ベントについて報告します。

今年の能代宇宙イベントは16日から準備が始まり、17日と18日がCanSatの
競技日、19日が一般公開日というスケジュールで運営が行われました。

16日の事前準備、天気はあいにくの雨。翌日以降の天気も不安視されてい
ましたが…
翌日以降、みごとに天気は回復、むしろ暑すぎる快晴のなか全日程を終える
ことが出来ました。皆さんの日頃の行いの賜物ですね。

能代宇宙イベントではロケット団体の打ち上げと、CanSat団体の気球実験
とが並行して行われます。

まずはCanSatから写真で紹介していきます。CanSat側は気球を使った高度
200mからの投下実験を行います。

審査の終わった缶サットを気球に詰めて…
 

一気に上空へ。(左上のほうですよ)


リモコンでCanSatを投下して、落下するまでに写真をとったり、着陸後に
車輪で目的地を目指したり様々なミッションを行います。
 直前の雨の影響で地面を走るCanSatには厳しい環境となってしまったようです。

地上では実験のたび気球回収のため「空との綱引き」が…

今年は参加団体が多く気球を2機使った過密スケジュールだったので体力
勝負でしたが計画通り無事に運営を行えました。



一方、ロケット側では1日4発ぐらいの頻度で各団体が制作したロケットの
打ち上げが行われます。

まず、ロケットを取り付けるランチャーの整備をし

ロケットを取り付けての射点作業を行います。

最終確認が終わったら射点から退避して…

3、2、1…発射!
気球と違い打ち上げはやはり迫力があります。
団体毎にロケットの構成は違っていて、比較してみると面白いです。



会場では、首都大学で行われてきた外国人の方にCanSatのノウハウ
を伝える「CLTP3」の打ち上げ実験や、モデルロケットの打ち上げが
行われ、一般公開も過去最高の来場者数を記録する盛り上がりでした。

CLTP3の打ち上げ準備風景


会場以外でも、能代宇宙イベントの運営を支えてくださる方々を交えた大
懇親会、CanSatの成果報告会や学生同士でのBBQ等盛りだくさんの内容で
した。参加した皆さん、暑さの中お疲れ様でした!





…と、昨年まではここまでだったのですが、今年は更にこのあとにロケット
団体による海打ち実験も行われました。

こちらについてはロケットWG代表の金井くんが報告してくれます、ご期待
ください!